「恭ちゃ……恭也さん。」 唯ちゃんは俺を呼びなおした。 「ぷっ、そんなに唯ちゃんはあのゲームが好きなんだね(笑)」 「……すみません。」 謝ることじゃないのに、素直な子だな。 「謝ることないよ、謝るのはこっち。今日は翔也が悪かったな。」 「いぇ、あたしが悪いんです。」