「きょっ、恭也さん。ありがとうございます」 精一杯お礼を言った。 恭也さんは階段を上がり、部屋に戻っていった。 あたしは心臓がドキドキしていた。 やばい、このドキドキ止まんないよ! 暗くて良かった。 いまめっちゃ体あついから絶対顔真っ赤だよ。 あたしはしばらくその場から動けなかった。