気づけば屋上にいて、大きな空を見上げていた。 その時、なにかが顔に当たった。 ポツ、ポツ──。 あぁ、雨だ。 次第に雨は多くなっていった。 まさに今の俺の心のうちをあらわしているかのように。 俺もこんな空みてーに、泣きてえーよ。