「あ、ごめん、
今からちょっと室長のところに行かなくちゃならないんだ。
僕からふたり呼び出しておいて来てすぐで悪いけど…。
この書類に目を通してこれからやってもらうこと把握しておいてもらえないかな?」


「え?」

やだ。

このひととふたりになるのは。


「あのっ…」

アタシはどうにか和水チーフを引きとめようとする。



「さ、始めようか」

アタシの言葉を無視して宮垣くんは再び椅子に座る。


そしてよろしくと言い残して和水チーフはその場を離れて行った。

……。


アタシは宮垣くんの向かいに仕方なく座る。