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『薬師サン?
死ンデシマイタイナーッテ思ッタコト、
アリマスカ?』
ボランティア活動の日、
いつもの笑顔で氷室さんがアタシに聞いた。
ふとこないだの新幹線の中でのことを思い出す。
――社章のピンが刺さって鮮やかな赤い血。
『ドウシテ?』
質問に質問で返すのは卑怯だと思うけれど。
氷室さんには嘘が通用しない、
いつもそう思っているから彼女がどうしてそんなことを聞いたのか知りたかった。
それにいつもひまわりように明るい彼女がそんなことを言うなんて。
なんだか意外だな、って。
そう思ったから。

