ふと食堂の入り口のほうに視線を向けると和水チーフと舟岡さんの姿が見えた。 途端に緊張が解けてほっとする。 「あ、ホラ、 パパだよ?」 アタシの声に彼女は同じように食堂の入り口に視線を向けて嬉しそうに笑う。 そして立ち上がり彼のほうへと向かおうとする。 「あ、あのね、アタシが泣いてたこと内緒ね? カッコ悪いから」 慌ててアタシは彼女に言う。 「じゃ、アタシもショウくんのことが好きっていうのは内緒ね」 「わかった」 「約束ね、 お姉ちゃん」