「あれ? 薬師さん?」 早くその場から逃れたくて歩き始めたアタシだけれど呼ばれた声に思わず立ち止る。 もしかして…。 大好きなひとの声…。 「…和水チーフ」 やっと、 会えた。 すごく嬉しくて。 とても会いたかったひと。 でも。 この気持ち知られないように。 どうしよう、 知らなかったフリをしようか。 それとも大阪にいたこと知ってたって言ってみようか。