そっか、
和水チーフ…。

そんなふうにアタシのこと見ててくれたんだ。


なのにアタシのこと信頼してくれている彼を困らせるようなことなど。

やっぱりあのままで終わりにしておいてよかった。

本当によかった。


「いつか薬師さんと一緒に仕事をする機会があったら。
きっと俺も薬師さんのことを気に入るだろうって。
そう言われたらますます薬師さんに興味もってね…。
だから和水チーフについて仕事する話があがったとき真っ先に申し出たんだ」


「でもアタシ…
サイテーだったでしょ…」


「ああ、そうだね」


そんな彼の意地悪な答えも今はなぜか笑顔になる。