「和水チーフ…」
いつの間にかフロアに残っているのは和水チーフとアタシだけになっているようだった。
自分のことでいっぱいになって気づかなかった。
アカネちゃん。
ああ、娘さん…。
でもアタシのこと気にしてたって…?
もしかしてあのときずっと彼女から離れたいって思ってたから嫌な思いをさせたんじゃ…。
「あの…、
スミマセン、アタシの周りに小さな子っていなくて。
だからどう接していいのかわからなくて。
もしかしたらあのとき、
退屈な思いをさせたのかも…」
彼から視線を逸らしうつむきがちに答える。
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