そんな残業もひと段落着いてぼんやりと両肘をついてこの間の宮垣くんのことをふと思う。 そういえば、そう、 あのときもこんな夜だった。 でもそれからはなにも変わることなく。 いつものように時間が過ぎてゆくだけで。 宮垣くんは…。 悪いひとじゃない、 と思った。 ずっと不思議なくらいに普通の日々が続いて。 あれから話することは減ったけど。 っていうか話しかけられることが減った。