「じゃあ、
急ぎますんでお先に失礼しますっ!」

彼女は腕時計を見て慌てる。


「あ、そっか。
映画って言ってたもんね。
彼氏と?」


アタシの質問に彼女は恥ずかしそうにえへへと笑う。

そんな彼女が可愛い、
と思う。


「また明日」


「はい」

そう答えて彼女はロッカー室を出て行った。


アタシも彼女のように楽しくて嬉しくて、
…そんな恋がしたかった。


アタシの想いは叶わない。

永遠の片想い。