「こうやって和水チーフと宮垣くんが並んでるの見てたら目の保養になりますねぇ」

舟岡さんが2人のほうを見つめて笑う。

その言葉にアタシも思わずふたりのほうを見る。


和水チーフと宮垣くん。

ファイルを見ながら話をしている。


窓にはブラインドがかかっているけれどそのブラインドの隙間からの光で影ができ背の高いふたりが余計に高く見える。


宮垣くん…、
変なこと和水チーフに言ってないと良いけれど。



まるでアタシのこころを見透かすように。

いつも。

いつも。

会うたびに言葉を交わすたびに彼はアタシのこころの傷を抉る。



でも。