それはまるで

知っているんだって、

オマエの思ってることはわかってるんだって。

そんな笑み。


どうしよう。

なにか。
なにか言わなければ。


この想いは秘密なのに。

だれにも知られてはいけないのに。


どうして冷静になれないの?

他のひとが和水チーフの話をしても平気なフリができるのに。


どうしてこのひとにだけは…。


「…どうした?」


彼の声にハッとする。

だめ!