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副会長がこうなったのは全て私のせいで……



そんな原因を作ったのは、かれこれ15分前のことだ……





…………………
……………
………



「じゃあ俺…靴取ってくるから、良い子で待っててよね」

「…ぇ、あ、はい…」



こくんと自然に頷いたのは、きっと流れで頷いてしまって


決して心を許したわけではない。



……………はずなのに




わ、私何言っちゃってんのーー!!!!!!!



「…あっ、その!!!!今のは…」



無しにして下さいって言おうとしたのに…



「あっ、今頃『断る』…っていうのは駄目だよ♪




すぐに言葉を遮られて、ほら帰るよと促された。




ううっ…
これじゃあ、完全に副会長のペースになっちゃうじゃん!!!




勇気を振り絞って、ぎゅっと小さく拳を作ると、副会長に目を向けた。




「…でも私っ、生徒に見られたら…、明日から学校に来れなくなるんです」

「えー、大丈夫だよー。今はもう暗いし誰も見えないって」




だから…
それが危ないって言ってんでしょ!!!!