泣きそうになる私を他所に、どんどんと私と副会長との距離は縮まっていくばかりで、 もちろん返事のことなんて全然考えていなかった私は、頭が真っ白なせいで今すぐに返事なんて出せそうにない。 ど、どうしようっ! 返事なんて私…全然考えていない…っ! そして、これ以上はヤバイと感じた私は、つい……… 言ってしまったんだ。 「っ……よ、よろしく、お願いします」