禿柳部長は、ソーセージが刺さったフォークを手に取ると、ネクタイを頭に巻いて立ち上がる。 普段は真面目な総務部長なのに。給料明細仕分ける手つきは天下一品なのに。 「我は、沙悟浄。テンジュクまでお供いたそう」 やべぇ微妙。 なのに、禿だけでカッパに見えてオイシイじゃねーかよ。 これが有名な禿柳部長の宴会芸か! 「ギャハハハ! たまんねー」 「すみません。柳部長は、これができたから部長に昇格したって噂は本当ですか? ゼン所長」 「ああ、それ。本当ギャハハハ!」 どんな会社だよ。