「失礼します」


頭を下げて、職員室に入室する

そして、俺を呼んだ担任の机に向かう

っで、固まる


「おぉ、赤沼っ!お願いがあるんだ」

「えっと…先生…」


お願いがあると言う担任より、俺は気になることがあった

担任の手には何故か、縄

その先には、女子生徒が1人繋がれていた


「あの、なぜ横田壱子さんが繋がれているんですか?」


縄に繋がれていたのは、今年同じクラスになった有名人

横田壱子(ヨコタ イチコ)
黒髪セミロングの女子
そして、定期テスト毎回学年最下位の有名人

要するに、学年トップの俺とは真逆の存在だ