記憶の桜 -栄枯幻世-



「斎…藤さ…ん…」



何故、此処に斎藤さんがいるの?




「まずはこっちに来い。集まってねぇのはお前らだけだ」




土方さんは若干呆れがちに部屋の方を親指で差した。




よく見ると、中には近藤さんや沖田さん、井上さんもいた。




「涼ちゃん、後で僕にも焼き芋頂戴ね」




沖田さんに焼き芋の事を触れられ、恥ずかしくて、私は俯いた。