家族の仇を討つ為に生きていたのに、仇である尾崎が死んだ今、私に生きてる理由なんて無い。




「ふざけんじゃねぇぞ!」




土方さんは私の胸元を掴み上げた。




「生きる目的がねぇなら、何故、見つけようとしない!?見つけられないなら、それまで生きれば良いだろ!死んじまったら、何も出来ねぇんだぞ!!」




見つけられないなら、それまで生きる…?