記憶の桜 -栄枯幻世-



「土方さん!沖田さんが…っ」



彼は沖田さんに駆け寄り、容態を見る。




身体は斬られてないのに、血を吐いた跡があった。




ギィ…、ギィ…、ギィ…。




廊下から不気味な足音がする。



そして、現れたのは此処にはいないと思っていた人物だった。



「尾崎…清…太郎…」




奴は刀を抜いた状態で立っていた。




「何故、貴様らは俺の邪魔をするっ!?」




尾崎はこちらに走って来ると、刀を私に振り下ろした。