記憶の桜 -栄枯幻世-



「止めて!土方さんっ」




彼女の頬に当たる直前で手が止まった。




「止めてください…。彼女は私の双子の姉なんです」




「何だと…?」




「でも、似てなくない?」




平助君は私と白百合さんを交互に見比べる。




どんなに否定されようが、白百合さんの言っている事は確かだと思う。




私の中でそう感じてる。