記憶の桜 -栄枯幻世-



喉から白百合さんの手が離されたかと思うと、急に息が出来るようになった。




「けほっ、けほっ!」




私は地面に膝をつき、呼吸を整える。




顔を上げると、土方さん達がいた。




「大丈夫か!?葛葉」




「斎…藤…さん」




斎藤さんは私の背中を優しく摩ってくれる。