記憶の桜 -栄枯幻世-



あ…、良い事思いついた…。




「あの子を消せば良いんだ…」



そうすれば、これは私の方を向いてくれる…。




「ふ、ふふ…、きゃははははははっ!!」




「し、白百合ちゃ…ん…」




悲鳴に近い笑い声…。




姐さんに引かれようが、この笑いは止められない。




だって、彼が私の方を向いてくれる…。




こんな嬉しい事はないから。




こんな事を思いついて、笑い狂う私は完全に壊れてしまったのかもしれない…。