すると、妖しく光る刀が持ち上げられた。 「涼っ!!」 「涼ちゃん!!!」 土方さんと沖田さんが走り出すと同時に、刀が振り下ろされた。 身体が包まれる感覚と共に、肉の裂ける音が聞こえる。 「ひ…じ…かた…さん?」 土方さんは私の肩を左手で抱き、右手で芹沢さんの胸を突いており、沖田さんが後ろから芹沢さんの喉を突いていた。 2人が身体から刀を抜くと、芹沢さんは私の足元に倒れる。