記憶の桜 -栄枯幻世-



土方さん達は嫌な予感がしたのか、軽く腰を浮かせ、いつでも動けるようにしている。



「面白い女だ!こんな女、初めて見た!!」


芹沢さんは私の肩をばしばし叩く。



痛いんだけど…。



私は芹沢さんを睨みつける。



「そう怒るな。涼、お主はもう屯所に帰って休め。土方、沖田も一緒に帰ってやれ。近藤君はもうしばらく俺に付き合え」



土方さんは頷くと、私の腕を引いた。