半裸の彼。一応配慮らしく腰にタオルを巻いて、隠すべき箇所は隠しているが。
「さあ、ミナナ。久しぶりに洗ってあげる」
「いいですよ」
「分かった」
「……、あ、いや、いいですよって、了承じゃなく遠慮でしてね」
聞かずか、彼はお湯を出しミナナの体にかけた。――服ごと。
「ちょ、なにをっ」
「んー、着プレイもなかなかにいいかと」
「洗うんじゃなかったんですか」
「事が済んだあとに綺麗にするよ」
――確かにやったら汚れるから、後で洗うのが妥当ってそうじゃなくて!
「やですよ、気分が乗りません」
「乗るようにしてあげるから」
爽やかな笑顔なのに、黒いものが見えた。
筋張った手が、服の中に入ってくる。
下腹部を撫で回すあたり、早々にミナナを“その気に”させたいのだろう。


