イミリアが頷き、また笑う。
彼に近しい笑みだと気づいたのはこの時か。
――あの人は、幸せと大声で言えるんだろうな。
なんて変なことが出たので、隅に置いた。
――にしても、なんか引っかかるな。
空っぽになった頭には、イミリアを見てからある疑問が出てきた。
イミリアとは明らかに初対面だ。なのに、妙な引っかかりがある。
青い髪なのに顔が東洋人めいているからかなどと引っかかりを珍しさに無理矢理おいていた。
『青い髪、胸がデカイ女』なんて知らない声が出た気がしたが、くだらないことはすぐに忘れてしまうミナナのために思い出せず、思い出せないならば掘り返さないミナナはすぐに思考をやめた。


