「そういえば、イミリアっていくつなの?」
お茶目な素振りで童顔から年下にも見えるが、体はいい年齢にも見えた。謎な部分をつけば、イミリアは紙で答えてくれる。
『多分、19』
多分とつく年齢。
訳ありかと察したミナナは深くは聞かなかった。
ミナナと同い年。といってもミナナも多分とついている。
国籍がないためきちんとした年齢が分からないのだ。適当に一年ごとで一つ足したりを繰り返したことで的確な年齢ではなかったのだ。
――同い年ぐらい、か。
そういえば、同年代の同性と喋るなんて初めてだと振り返る。
実際にはあるかもしれないが、記憶から抜け去るほどの過去の話。
嬉しいという乙女心はないが、どことなく不思議な感じがしたのだった。


