心にもないことだったが、さっさと終わらしたいミナナは彼が動きやすい言葉を口にした。
聞くなり、アメを貰った子供のようにぱあと笑った。
「照れ屋なミナナが俺に抱かれたいと言うだなんてっ」
「脚色していませんか……」
「すぐに買い物してくるからね。終わったらすぐに、にゃんにゃんしよう!」
やはり脚色されていたことに物申す前に、彼は脱兎の如く行ってしまった。
「……」
はあとため息。
彼が帰ってきたらどうやってかわそうかと考えながら、ベッドに座る。
椅子に座るイミリアがにこにこしながら、頬のところで猫手を作り、招く。
『にゃんにゃん』と言われているみたいで、先ほど彼が言ったことについて、そこがイミリアの印象に入ったらしい。


