「また壮大な……」
――そりゃあ、デザインするのに時間がかかるな。
意味やら見た目やらを一生懸命に考える彼の図が出てきた。
「気に入った?」
「あなたが気に入ればいいんじゃないんですか」
「ミナナの抱く体だから、きちんと君にも気に入ってもらわなきゃね」
ぎゅうとしてくる体は、服を着ていないからやけに温かく思えた。
「……、かっこいいと思います」
名前を抜いてはデザイン的にはミナナの好みだった。もしやミナナの好みも含めて考えたのかもしれない。
良かったー、と頬擦りしてくる彼を見る。
「私が青バラとしたら、あなたはクモでしょうね」
「繋がりがないけど」
「花を食べるクモです」


