「ここに、いたい……」
「なら、少し買い物に行ってくる。また留守番してて。好きなものは?」
「は、ハンバーグ」
「了解。ああ、あと、椅子にずっと座っている必要もないから。あの引き出しに危ないの入っているから開けちゃダメだけど、他は好き勝手していいよ」
あの引き出しで、お姉ちゃんはクローゼットについている引き出しを指差しました。
「分かった?」
「うん」
「そう」
お姉ちゃんが足首に革の入れ物を巻き付けて、枕下の銃を入れました。
ズボンを下げれば、おもちゃの銃は見えません。
ママはバックを持って出掛けるけど、お姉ちゃんはコートを着ただけで何も持ちませんでした。ポケットにお財布があるのかな。


