ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて



――


お兄ちゃんはしばらくしたら帰りました。


お姉ちゃんにまた来るよと声をかけましたが、お姉ちゃんは起きません。


しばらくはずっと静かです。


たまにケーキをちょこちょこ食べました。けど、まだいっぱい余ってます。


やることがなくなっても、バタバタと動くのはお姉ちゃんの部屋なのでしちゃいけないと思いました。


何だか眠くなってきたけど、夜の九時になるまで寝てはダメとママには言われてます。夜に眠れなくなるからって。


ものすごく退屈だったけど、時間は勝手に過ぎていきます。

外が赤から黒になる時、前触れもなくお姉ちゃんが起き上がりました。


「ずっとそこにいたの?」


「う、ん……」


「彼は?」


「お兄ちゃんは、帰って……。『また来る』って言ってた」


「そう」