びくりとすれば、お姉ちゃんがワタシの前に出てくれました。
「因みに聞きますが、なんで殺すんですか」
「害悪の分際でミナナに触れた」
「……、はあ」
疲れたみたいなため息でした。
「こんな子供にまで嫉妬しないでくださいよ……。しかも、女の子に」
「女だからと言って、女を好きにならないとは限らないだろう」
「だったら、この子が私に恋愛感情を抱くとも限りませんね。可能性の話をするなら、抱かない方が現実的です」
「……。ミナナは俺以外の奴に触れられて嫌じゃないの?俺は嫌だよ。ミナナ以外はバイ菌でしかないから」
「洗いますよ。だからいい加減、銃を下ろしてください」
お兄ちゃんは少し黙った後に、銃をしまいました。


