こくりと頷けば、お姉ちゃんは偉いと撫でてくれました。
その時に初めて、お姉ちゃんが笑います。
けどすぐに顔を背けてしまいました。コップにジュースを入れて、こっちに来るときにはもう無表情です。
何も言わずに机に置いて、お姉ちゃんはベッドに横になりました。
飲んでいいってことなのかな?
色からしてオレンジジュースだと思います。
飲んだら甘かったです。
お姉ちゃんの顔はこっちを向いていないので、寝ているかは分かりません。
ただぴくりとも動きませんでした。
「……お姉ちゃん?」
「どうかした」
ちょっとだけびっくりです。
まったく動かなかったのに、声をかければ、お姉ちゃんはこちらを見ました。


