「どうしたい?」
「……」
口を閉じます。
お巡りさんのとこにとお姉ちゃんは言いましたが、もしもパパだけじゃなくて、ママも捕まったら大変だと思うから。
よく分かんないけど、ママと離れるとイヤなのでイヤです。
「まあ、決まるまで考えていいよ。ただあまり長居はしないで」
「う、うん」
早く決めなきゃと思ったけど、決まりません。
ベッドに座るお姉ちゃんは、ズボンを捲って何かを外しました。
最初、よく分かんなかったけど、足に巻いていたのは小さな革の入れ物と黒い銃でした。
「おもちゃだから、これ」
言いながら、お姉ちゃんはおもちゃの拳銃を枕の下に起きました。
「おもちゃだけど、大人しかいじっちゃいけない物だから、触っちゃダメだよ。分かるね?」


