ヤンデレ彼氏に迷惑なほど愛されて



適当すぎる人生が、劇的に変わったのだろう。ミナナとの日々を語り出す彼であった。


「忘れもしない。出会った時は雨が降っていて、初めてキスした時も雨だった。

ただ、初めてディープキスをした時は満点の星空だったねぇ。初めて結ばれた時は、満月だったし。ベッドで抱き締めた時の第一声が『初めてとだけ言っておきます』だなんて、もう血液が沸騰したねぇ。

料理が苦手と言いながらも、初めて俺に作ってくれたポトフは美味しかった。それから美味しいの言葉に、影で嬉しがった君は、シチュー、オムライス、ハンバーグとか定番メニューを作ってくれたり……はあ、本当に幸せだよ。

しかもか、雪が積もった時、俺がいないと思って、こっそりと雪で小さな雪だるまを作っていたのは計らずも悶えたものだ。あれは俺の顔を作ったんだね」