閉まりかけた電車に飛び乗って、最寄り駅までを急ぐ。 また会いたい…。 心のどこかでそう思っていて。 「はぁっ…」 駅につくと、夢中になって公園まで走った。 公園につくと、坂谷修也はもう待っていた。 「坂谷………修也……さん?」 そう呼び掛けると、坂谷修也は、ケータイをいじくる手をとめて、こっちを向いた。 カ…カッコいい!!!!!!!! “容姿端麗”って、この人から始まったんじゃ…? そんな事を考えていると、坂谷修也が少しずつ近づいてきた。