真夏の夜は、風が心地好い。


私は記事をまとめ終え、帰路を歩いていた。


時刻は0時を回っていた。


もう一日が過ぎたのか。


会社では、私を待ってくれてる人がたくさんいる。

しかし、家で待っているのは暗闇だけ…。



軽く溜め息を漏らして、狭い歩道を歩き続けた。


会社から一度外れば、周りは何もない。


明かりも人気も…。