「まだストーカーが!?」

後に私は五十嵐に告げた。


ストーカーは止むことなく、続いていた。


「私…加地君に申し訳ない事を」

犯人だと思っていた彼が、そうでなかったのだ。


「仕方がない。警察に事情を説明しよう」


その言葉に、私は頷いた。