ピピピピピっ 聞き慣れたうるさい電子音で目が覚めた。 携帯のアラーム。 手慣れた手つきで携帯を開きアラームを止めた …うん、あと10分。 あと10分したら起きるとしよう そう心に決めて目を再び閉じた時だった。 「何事だっ!!」 バーンっ!!とすごい勢いで襖が開かれた。 その音に反応して私は飛び起きた。 そして目の前には昨日の男が仁王立ちしていた 「おい、今のはなんだ!?」