+--+--+--+--+--+--+--+ 琥珀は、ある広い一室に連れてこられた 「……あとは頼んだぞ、近江」 「はいお兄様。任せてください」 そう言い残すと、鋼は琥珀と近江を置いて、どこかに行ってしまった 「さて、まずはその格好をどうにかしなくてはいけませんね」 「へ?」 琥珀は、今自分が着ている着物を見つめる あ!私ったら、直衣のままだったわ なんて恥ずかしいことを……