「そうですか?ならいいのですが。……姫様、少しお休みになりませんか?ずっと琥珀様の面倒をみてて疲れたでしょう?」 「ありがとう近江。でも本当に大丈夫だから」 「ですが……」 近江が困っていると、眠たそうな顔をした神威が入ってきた 「神威様!どうしてこちらに?お仕事は……」 「ん?終わらせたぞ?もちろん」 満面な笑みをすると、琥珀の瞳を手で覆い隠して美月の唇に自分の唇を重ねた 触れるだけの口づけは、神威が仕事から帰ったら必ず行う