鋼の細い指が琥珀の頬に触れ、すかさず琥珀の唇を自分の唇にあてる そして鋼は深い口づけを琥珀におくる 「んっ」 琥珀は鋼の行動に驚き、一瞬目を見開くが、静かにまぶたを閉じる 愛しい人からの口づけに、琥珀は嬉しく感じた 鋼は一度唇を離すと、次は頬に唇をあてた 「信じてくれますか?」 「……う、うん」 琥珀はうつむいて首を何度も縦に振る