「平気です」 「そうですかぁ。心配しましたぞ。それで琥珀様、これは一体誰の血なのじゃ?」 床についている大量の血を見て玄二がそう言った なんて……言ったらいいの? ついさっきあった出来事を頭の中で何度も再現させる あの恐ろしい出来事を 「えっと……」 言葉に詰まっていると、鋼が変わりに説明してくれた 「白雲の血です」 「なに?どういうことじゃ」 眉を大きく動かし、鋼を睨みつける