「美月はいる!気配を感じるんだ!」 「それは琥珀様の妖気だ。奥方様ではない」 「だまれ!……南、その女を捕まえろ」 そして、どこからともなく南が現れ、琥珀の背後に立って琥珀を捕らえる その時に琥珀の背筋が震えた 背後に立つ者に恐怖を感じた 「あなたは南様!?お願いです。離してください!」 琥珀は背後に立つのが南だとしると、恐怖が少し和らぐ