「なんのためにだ?」 「さぁな。俺も正直わからない」 「ふざけるな。正直に答えろ」 「正直に答えろ?ならお前も俺に、美月の居場所を教えろ」 白雲は乱暴に鋼から手を離す 「どけ。俺は美月を探す。そのために地下牢から逃げた。お前が美月を隠すのなら、容赦はしないぞ」 挑発的に話す白雲の言葉を聞いてた琥珀は、ある疑問がわいてきた