「そうですが……」 「なら問題ないだろう。では老長、琥珀様は私がお連れします」 「うむ。頼んだぞ」 玄二はすんなり琥珀を離し、琥珀を要は軽々と抱き上げた 「ちょっと!離しなさいよ!」 琥珀は精一杯暴れるものの、要はびくともしなかった むしろ、抱きしめられる力が強くなっていった