そんな話をしていると、あの書庫についてしまった 「……こちらです」 鋼が書庫の重い扉を開けると、満足そうに玄二が一番に中に入っていった それに続いて琥珀に要、そして鋼が中に入っていく 「……この隠し扉が地下牢に続いています」 周りの床と違う床を指差し、鋼が琥珀らに説明した そしてしゃがみ込むと、豪快に扉を開けた そのせいで辺りの埃が舞い上がってしまった