「わかってくれましたか。琥珀様

ともに森に帰りましょう」


鋼は突然私を横抱きして歩き出し




「ちょっと!何をするんですかっ

!!」


「すみません。もう時間が無いの

で……」


焦りの表情を隠せない鋼

琥珀を気づかいながら抱き上げて

いるが、明らかに焦っていた