「……もう夜も遅いです。お休みください」 思い出したかのように鋼は琥珀に言ってきた そして鋼は立ち上がって琥珀のために御簾を開けた 「ありがとう」 本当は全然眠たくないが、鋼との約束だから仕方がない 琥珀も立ち上がろうとすると、鋼が手を差し伸べてきた